今年も芝生が育つ季節がやって参りました。
美しい芝生を育てるためには芝刈りが欠かせません。
芝刈り機が必要ですね。
しかし、芝刈り機は種類がたくさんあります。
手動式?電動式?エンジン?
こんなに高いのかとびっくりするものから、こんな安くて大丈夫かと思うものまで豊富にラインナップされています。
私も最初に買う時かなり迷いました。
そこで、今回は
・どれを買ったらいいの?
・種類が多くてわからない
という方のために、私が最初に買ったコスパ良しの手動式芝刈り機を紹介します。
「手動式芝刈り機を買うべきか悩んでいる」「手動式と電動式どっちがいいの?」という方のために、手動式芝刈り機を実際に使っている私のメリット・デメリットも説明します。
結論
【SunGreen(サングリーン) 手動式芝刈機 刈幅20cm SG-200DX】
メリット
・安くても十分使える
・大きくないため取り扱いや収納に困らない
・思っていたより綺麗に芝刈りができる
デメリット
・刃合わせが必要
・端が刈れない
・ある程度メンテナンスが必要
さっそく詳しくみていきましょう
【SunGreen(サングリーン) 手動式芝刈機 刈幅20cm SG-200DX】
【仕様】※アマゾン販売ページ参照
・組立時サイズ(約):幅420mm×奥行1100mm×高さ830mm
・重量:約6.6kg
・刈幅:約20cm
・刈高さ調整:4段階(40、30、20、10mm)
・付属品:集草ボックス×1、下ハンドル×1、中ハンドル×2、上ハンドル×1、ハンドル固定ボルト×6、
ハンドル固定ナット×6、ワッシャー×6、取扱説明書×1
メリット
・安くても十分使える
アマゾンで7000円程度です。
エントリーモデルとして手を出しやすい価格で嬉しいですね。
手動式芝刈り機は「電動式」や「エンジン式」のものと比べて、比較的安価で入手できます。
電動式は30,000円~50,000円前後であるのに対し、手動式は5,000円~15,000円程度の価格帯で見つかります。
芝刈り機の刈高さは何段階かに設定できるタイプが多いです。
この芝刈り機も4段階(40、30、20、10mm)に刈り高さ設定した高さに芝草を刈り込むことができます。
芝草の種類・状態によって適切な刈高さは変わりますが、個人的には10mmに対応できることが素晴らしいポイントです。
・大きくないため取り扱いや収納に困らない
組立時も大きくなく、ハンドルも取り外せます。
使わない時の圧迫感もありません。
重量も約6kgで、片手で持てる程度です
バケツも簡単に着脱できるので、途中で一杯になったり、片付ける時にも手間取りません。
刈幅は約20cmでそこまで広くありません。
刈幅が狭い分、小回りでカバーできる手動芝刈り機です。
・思ってるより綺麗に芝刈りができる
どうせ安くて刈れないんだろうと思ってましたが、ある程度の見た目になりました。
もちろん、手動式なので刃の回転数がタイヤの移動距離に依存します。
電動式やガソリン式のパワーには及びませんので刈り上がりの綺麗さも劣ります。
しかし、エントリーモデルを悩んでる人、初めて芝刈り機を買う人にとっては
十分見た目の綺麗さを保ってくれる活躍をしてくれます。
こだわり出したら良いものに買い換えればいいでしょう。
デメリット
・刃合わせが必要
この芝刈り機は『リール式』というタイプの刃です。
螺旋状の回転刃と固定刃で芝草を挟み込んでカットするタイプです。
両サイドに調節ネジがついており、全体が挟み込めるように調節する必要があります。
実際の印象としては、刃の両端が中央に比べて隙間が広く、刃の中央に合わせて調整すると両端が刈れずに刈り幅が狭くなる感じでした。
少しきつく締めるつ両側の隙間もなくなり、刃の抵抗が増しますが刈り幅20cmの本領を発揮できます。
この調節が結構すぐズレてきます。
調節方法としては、新聞紙を2枚重ねて試し切りをしましょう。
新聞紙2枚重ねの厚みが芝の葉の厚みと近いと言われています。
中央と左右で定期的に確認しましょう。
・端が刈れない
デザイン上、タイヤが両端についているため、タイヤの幅分は、端が刈れません。
壁際芝生を植えてる方は、際刈りの道具が別で必要です。
私も、際はハサミを併用していました。
今は、芝刈り用のバリカンも手に入れたので、また紹介しますね。
・ある程度メンテナンスが必要
よくあったトラブルは二つです
①タイヤに石が詰まって動かなくなる
②刃の切れ味が落ちる
①タイヤに石が詰まって動かなくなる
タイヤと本体が歯車で連動しています。
この歯車に小石が挟まると、タイヤが回転しなくなり、芝生の上を滑って刈れません。
もし滑るなと感じたら、タイヤの蓋を外して解体してみましょう。
マイナスドライバーがあれば簡単に解体できます。
途中で小さなギアみたいな金具がありますので、無くさないようにしてください。
②刃の切れ味が落ちる
使用後は水洗い・天日干しをしています。
毎日研磨をする必要はなかったですが、半年くらいで刃の切れ味の低下を感じました。
切れ味が悪くなれば芝刈りカスが刃の隙間に引っかかるようになります。
カスが詰まるようになったら研磨しましょう。
研磨を自動的に行える製品や研磨剤がセットの製品もあります。
価格を取るか、利便性を取るかの悩みどころですね。
購入時の検討材料にしましょう。
私の研磨手順も紹介しておきます
①刃合わせをする
刃の調整がズレてるだけの場合もあります。
この後の研磨でも、刃合わせができていないとできないので、最初に合わせましょう。
②研磨剤(コンパウンド)をリール刃に塗布する
この研磨剤は芝刈り機用のものが市販されています
※ 別に芝刈り用研磨剤でなくてもいい気はします。
私は車の塗装直しの残りのコンパウンド(3000番)を使用しました
問題なく研磨できましたが、参考にされる場合は自己責任でお願いします。
コンパウンドは、歯磨き粉のような中身が多いです。
リール刃(回転する方)の全体に塗ります。
芝生に落ちると生育によくないので、芝生の上では実施しないように気をつけましょう。
③リール刃全体に濡れたら、芝刈り時と逆方向に回転させます。
回転させるハンドルも付属されてる芝刈り機用研磨剤もあります。
最初はリール刃と固定刃がザラザラと噛み合いますが、途中から滑らかになってきます。
④しばらく回したら、コンパウンドを拭き取って試し切りをしましょう。
ここでも新聞紙を2枚重ねで使います。
うまく切れたら完璧です。
芝刈り1年目の私でも出来ました。
1時間もあれば手入れは終わるので、嫌がらず面倒くさがらず、挑戦してみましょう。
芝刈りシーズンが終わったら錆止めスプレーをしてあげましょう。
来年の芝刈り初めストレスが減ります。
芝刈りシーズン中にサビ止めスプレーを使うと、液剤が芝草に付着して枯れる原因になり増すので、芝刈りのシーズン後に使用しましょう。
私の芝刈り機初号機の紹介でした。
最高ではないですが、7000円分は十分活躍してくれています。
もちろん今でも現役です。
取り回しのお手軽さは、他の芝刈り機を購入しても健在です。
なお、
騒音に関しては、ある程度はうるさいです。
カラカラと刃が擦れる音が一番大きいです。
バケツも振動して音が鳴ります。
もちろん電動式の動作音より静かですが、無音ではありません。
近隣住民が近い家にお住まいの方や、早朝の作業を実施したい方は、少し気をつけた方が良いでしょう。
また、手動式芝刈り機は人力に依存して芝刈りするため、芝生の面積が大きい場合や草丈が長い場合には向きません。
刈り上がりの美しさは電動式やガソリン式と比較すると、どうしても見劣りします。
庭の広い面積に芝生を張っている方や、刈り上がりの美しさを重視している方は、最初から電動式やエンジン式の購入を検討しましょう。
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