【脱会社員マインド】日曜日に出かけるのをやめよう

備忘録

日曜日ってどこも混んでますね
休日である日曜日って来た時は嬉しいですが、外が人混みだらけでうんざりします。
あなたは人混みが好きですか?
私は嫌いです。

先日の日曜日ももめっちゃ混んでるモールに行きました。
人混みに流されて、ふとこんなことを考えます。

「どうして私は嫌いな人混みに突撃しているの?」

その脳内回答がこちら
「日曜日だからね仕方ないよ」

いやびっくりです。
思考停止も甚だしいですね。
今回は、日曜日に出かけてしまう私の習性を分析して、脱却できないか考察していきます。
同じように思考停止で日曜日の人混み特攻隊の皆さんの役に立てると嬉しいです。

では見ていきましょう。

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偉い人が管理しやすい週休2日制

週休で管理する制度は産業革命が起きたイギリスで生まれたと言われいます。
工場長と労働者という区分が明確になった時ですね。
最初は長時間労働をさせて生産性を確保していたようで、週に40時間の労働制限が設けられるのはもっと後の時代です

ここから労働者が反旗を翻して今の労働基準を手に入れていきます。
先進国の中で週40時間労働というのは共通の認識になっているみたいです。
今の労働環境を手に入れた先人たちの努力は素晴らしいです。
今では、長時間労働を強いる会社はブラック企業のレッテルが貼られ、疎まれるようになっています。

しかし私が感じたのは労働時間をめぐる争いはどこまで行っても工場長VS労働者の構図になっているということです。
工場長は今でいうビジネスオーナーに当たるでしょう。
ビジネスオーナーと労働者との間には何か大きな隔たりがあるのです。

ビジネスオーナーは管理する仕事です。
もちろん新しい分野にチャレンジしたり、資金調達したりと他にも求められるものは多いですが、大きな仕事としては労働者を束ねるのが仕事です。

労働者は時間を売る仕事です。
新しいスキルを手に入れたり、経営に参加したりできる優秀な労働者もいますが、その人たちも自分の労働時間を売って給料に変えています。

今の仕事の在り方は多様化していますが、労働者が自分の時間を売る仕事であることに変わりはありません。
買い手がビジネスオーナーです。
労働時間を天秤に買い手と売り手が交渉しているのが雇用です。

ということは

今の週休二日制というのは買い手と売り手の要求が拮抗しているスタイルということです。
世界中で週40時間労働が共通認識としてされており、ここまで共有されるのはいい塩梅のところだからでしょう。

週休二日制、週40時間労働が存在することで、労働者側は自分の時間を売るにあたり、ある程度の底値を提示することが可能です。
では、買い手にはどんなメリットがあるのでしょう。

私は長らく売り手として生活をしています。
どんな問題も売り手の立場からのメリットしか考えて来ませんでした。
今回は、買い手であるビジネスオーナーのメリットを考えてみましょう。

ビジネスオーナーの大きな仕事は、労働者を管理することです。
ということは、管理しやすいことが買い手であるビジネスオーナーのメリットとなり得ます。

売り手の労働者が必死に底値を釣り上げようと交渉しているのに対し、週40時間という条件であれば管理がしやすいという先んじたメリットをビジネスオーナーは持っているのです。
先に一つメリットがある買い手と必死に売値のみで勝負する労働者、勝敗なんて言ってるレベルではないですね。

週休2日は管理しやすいから買い手が認めた制度という可能性が大きい。
驚きの考察になりますが、私としては腑に落ちました。

日曜日に出かけてしまう私の理由

ビジネスオーナーが楽だから週休2日制で落ち着いていることはわかりました。
管理されている労働者はみんな揃って日曜日が休みになることが多いでしょう。
もちろん平日のどこか2日休みの方もたくさんいらっしゃるとは思いますが、日曜休みが多数派です。

日曜日に休みの人が多いのはわかります。
確率的な問題で日曜日が混むのでしょうか。

しかし、それだけだとが混んでる日曜日に遊びに出る必要はないのです。
私が人混みが待ち受けているのを理解しながらも日曜日の外に突撃するのは、

暇だから

です。

前半で堅苦しい考察をしていましたが、結局のところ私は十年以上労働者、もっと言えば幼稚園の頃から時間割を他人に決められて、与えられた時間割をこなす生活をしてきました。
管理される人間のプロです。

時間割の中で実行する仕事も与えられ、とても優秀な会社員マインドが育っています。
そんな私に一日の自由時間を与えられても、それを管理する能力が足りないという問題にぶち当たります。
結果として、大多数と同じ行動ととりがちになります。
人が多いということは、ある程度保障された楽しみがあるということですもの。

そこで私は決めました。
日曜日に外に行かないこと。
それが会社員マインドの第一歩になります。

しかし、何もしないと暇を持て余してしまうものです。
何度か日曜日に出かけずに家で過ごしていましたが、意外とすることがありません。
時間がないと日々喚いている私なのに、何も自分では決められないのは絶望しかありません。
もっと具体的に日曜日のスケジュールを決めてしまいましょう。

今までの勉強と今取り組んでいる新しいことを日曜の午前中に詰め込みます。
平日は庭をあまりいじらないので荒れ放題です。
薪ストーブの準備や芝刈りもしなくていはいけません。
私はスケジュールをこなすことに関しては特殊訓練を何十年も積み重ねたプロです。

5:00 起床

5:30〜6:15 youtube収録①

6:15〜8:15 朝ご飯 家族と過ごす

8:15〜10:00 庭仕事

10:00〜11:00 芝刈りor薪割り

11:00〜12:00 シャワー&ストレッチ

12:00〜12:45 youtube収録②

13:00〜 昼ごはん

こんな感じでしょうか。
意外とやることがたくさんで忙しいじゃないですか。
暇とか言ってたの誰ですか?

あわよくば昼ごはんも固定してみたいですね。
何を食べるか考えるのはとても大変。
特に一人で食べるものを決めるのはもう面倒です。
何を食べるか楽しいのは誰かと食べるから。
届くのグルメの道は長く険しいですからね。

この後は今の所予定を決めないでおきます。
急なスケジュール変更もあるでしょうし、急用ができるかもしれません。
新しく何かした苦なるかもしれませんから余力を持たせておきましょう。

会社員マインドをぶっ壊せ

私の大好きな映画『となりの山田くん』にこんなシーンがあります。

「憧れの自由、夢にまでみた自由」
「それが今目の前に差し出される」
「ただ何をしていいかわからない」

息子の自由研究のテーマを相談されたパパの一言ですが、今でも鮮明に覚えています。
映画を見たのは小学生くらいの時でしょうか。
その時はパパの滑稽さが面白かったです。

今や笑えないですね。
同じ状況になってしまってる自分がいます。
私はなんのために働いているのでしょうか。
自由にできる時間とお金をたくさん得るために働いているはずです。
でも自由になるものが手に入った途端、何もわからなくなります。

一番わかりやすい例が持て余す日曜日でしたが。他にも会社員の慣習に呪われた私の生活習慣があるでしょう。

習慣化は最強のシステムです。
最強ゆえに気づかないうちに悪い習慣も根を張ってしまいます。
会社員マインドをぶっ壊していきましょう。
当然だと思う習慣を一つずつぶっ壊していきましょう。


      
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