初めてのマーケティングを勉強するならこの本【ドリルを売るなら穴を売れ】

備忘録

今月もたくさん雨が降りますね
水害に遭われた方の無事をお祈りいたします

さて
今月の私の1冊はこちら

マーケティングの考え方の本ですが、非常に有名みたいですね。
多くの方が紹介していたのですが、電子書籍がなくて敬遠していました。
結構昔の本みたいです。

今回、Youtubeのチャンネル登録者数の伸びが悪く、ついに買ってしまいました。
でも買ってよかったです。
今回はその中から非常に感銘を受けたことを紹介したいと思います

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マーケティングは日常

マーケティングは難しいとずっと思っていました。
一流企業の一流のマーケターが駆使する特別なスキルだと。
そんなことはないみたいです。

人は誰でも何かを買います。
その時にマーケティングの基本に出会います。
ということは、私もあなたも毎日マーケティングされています。

「どういうこと?」
と思いますが、なぜその商品を私が選んだのかということです。

売ってるものなんてこの世に星の数ほどあります。
その中から私はなぜそれを選んだのか。
ここを分析することがマーケティングだと書かれています。

これは目から鱗でした。
小手先のテクニックではありません。
マーケティングがすごく身近に感じます。

明日からは私もマーケティング脳です。
なぜ私はこれを手に取ったのか。
なぜ私は隣の店ではなく、この店に入ったのか。
毎日の買い物がトレーニングに変わりそうです。
ワクワクしますね。

買い手は何が欲しいの?

タイトル回収ですね
ドリルを買いに来た人はドリルが欲しい訳ではありません。
穴を開けたいからドリルが必要なのです。
ここはどうしても間違えますね。

ドリルを売るためにドリルの説明をしていても売れません。
出来上がる穴が対価
ですから、穴の説明をしないといけないのです

とても難しい。
買うときには当然だと思うことが売るときにはどうして忘れ去られるのか
不思議ですが、この基本ができません。

売り手になった時は、売るものの素晴らしさを提案します。
Youtubeを作ったら動画という作品をみてほしいです。
でもそれではだめです。

視聴者はその動画を見て何を得るのか。
その動画を見る前と見た後で何が変わるのか。

ドリルではなく穴を売らなければいけません。
難しいですが、今後の動画作成の礎となる考え方です。

3つの軸

コンテンツの方向性を考えるために重要な考え方でした

高級軸    密着軸    手軽軸

基本的には全ての物・サービスはこのどれかに分類される
そして軸が違うことをすると大抵失敗する

高級店で安売り牛丼を出したり、
手軽なお店でコンシェルジュを導入したり
という失敗はよく見ます
それくらい勘違いしやすいみたいですね

テクニックとかを先に勉強してしまう
でも大事なのは自分がどうしたいのか
その大枠が乱れてる中では仕事ができない

私のYoutubeチャンネルではどの軸に属するのでしょう?
私はどの軸で展開していくのでしょう?
正直考えたことがありません。

高級軸というのはスーパープレイなどでしょうか。
密着軸というのはライブ配信や視聴者参加型配信などが当てはまる?
手軽軸ってのはショート動画を中心にすること?

私は密着軸が一番しっくりきました。
軸が決まったらそれを中心に展開を考えましょう。
難しいですけど方向性はなんとなくわかってきました
ここからがスタートですね。

ストーリー仕立てで読みやすい

それぞれの章で前半は解説、後半は物語になっています。
そして解説された内容を盛り込んだストーリーで非常に読みやすかったです。
最初は難しいなと思いました。

そこで私はストーリーだけ先に最後まで読んでしまいました。
それでも十分面白かったです。
内容は進研ゼミの漫画のようなサクセスストーリーでしたが、わかりやすいです。

この本は2周目がいいですね。
一度ストーリーが掴めたら、前半の解説部分も理解しやすいです。
初心者に嬉しい設計でした。
読んだことがない人はぜひ手にとって見てください。

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