コロナに罹って二週間隔離されてよかったこと

備忘録

今年の春、世間を騒がすコロナになりました。
結構しんどいですね。
重症化せずに済んでよかったです。

ということで二週間の隔離生活をする形になりましたが、とても退屈で大変でした。
ただ、1つだけ良いこともあったのでそれを共有したいと思います。

結論
今の働き方だと詰んでる

何段階かに分かれた実感だったので、分割してみていきましょう。

①社会人になって初めて二週間も仕事をしない日を経験
二週間も仕事をしないのは初めての経験でした。
もちろん、職を失った時や転職活動の隙間など、仕事のない日がまとまって存在することはありました。
しかし、仕事を抱えた状態で二週間職場に出ないというのは前代未聞でした。

②謎の責任感から負い目を感じる一週間
最初の一週間は体調的にもしんどかったです。
そして、置いてきた仕事や急に休むことになった罪悪感から、精神的にもあまり休めませんでした。

どうにか手を尽くそうと、休み中にも同僚に連絡したり、逆に連絡がなかったら不安になったり大変でした
特に遊びに行ってコロナになったわけではないのに、自分の管理不行き届きを責めたりもしました。

仕事が軸の生活をしていたので、軸がなくなるとここまで不安定になるのかということを
思い知らされる一週間となりました。

③諦めがつく二週間目
二週間目はもう体調も良くなりました。
そして、一週間仕事に関わらなかったら、もう諦めがつきます。
仕事の連絡も会社から来る内容のみ対応し、自分から積極的にアプローチすることは無くなりました。

二週間も仕事しない日を続けると、仕事が軸の生活から変わっていきます。
仕事に使われていた時間が余っていきました。
最初の一週間も、しんどいながらも時間は余っていましたし、二週間目は本当にたくさんの時間があることを感じました。
1日がこんなに長いことを久しぶりに感じました。

④それでも会社は回る
復帰した時の感想としては
会社に対しては、ガッカリすることが多かったです。
発生から2年も経ってるのに、コロナになった時の会社内の対応が決まってません。
長期の隔離を想定せずに、勝手に有給を使って穴埋めしてきました。
私の目指すクオリティには遠い、残した仕事の結果も残念でした。

地方の中小企業だからこんなもんなんでしょうか?

大変だったよと聞く同僚の声も結局は
いつものマンパワーが少なくなって大変だった
ということでした。

それでも会社は回ります。
影響力のある人材になっていたと調子に乗ってたんだと自覚すると同時に
会社員として働く限界も感じました。

⑤今の働き方だと詰んでる
会社に復帰した後も、隔離二週間目に感じたたくさんの時間を忘れられません。
隔離されていなければなんでもできると感じるくらいたくさんの時間がありました。
時間って大事なんですね。

一方、復帰したガッカリ感は二週間目の幸福をすぐ打ち消す力がありました。
自分がいないと劣化する部分が出てきます。
ガッカリ感は本当に強い感情ですね。

ここで、次の一手を考えてみましょう。
今までの私なら仕事でガッカリしないために、もっと影響力をつけて、もっと自分の眼を届かせる範囲、もっと権限を持てる領域を増やそうと思います。
自分でやった方が上手くいくことを見せつけられたからですね。
でも
これだと休めないです。
影響力が強いこと、権限が大きいことに注力すると、自分がいないと会社が回らない仕組みを作ることになります。
もちろん、会社内では、とても優遇されるでしょう。
ボトルネックとなる人材になれるのです。
でも
この方法だと休みなく働き続ける必要があります。
隔離二週間目に感じた充実した時間は一生ないままというのはあんまりです。

今までの価値観を変えなければいけません。
なんでもできると感じた解放感を軸に生活したいのです。

コロナはしんどいです。
他の人には絶対罹って欲しくありません。
しかし
もし私と同じように働きづめで疲弊している人がいるなら、
ぜひ一週間以上のまとまった休みを取ってみてください。

ぺぺまるは経験値をもらった

備忘録
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